2015年2月13日、香港メディア・明鏡は記事「中日友好医院が改名、友好の2文字を消去」を掲載した。

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北京市の中日友好医院は13日、SNSで「今後は特殊な場合を除いて、“中日医院”との略称を使用する」と発表した。改名は国家衛生・計画生育委員会の指示によるもので、国家間の問題とは無関係だと病院は発表している。同委員会は「仕事上の必要によるものであり、正式名称を改名したわけではない」と説明した。もっとも中国ネットでは「友好は失われた」「日本との関係悪化を考えた政府の指示だろう」との声が広がった。

中日友好医院は日本政府の無償資金協力によって建設された。1984年に開業。国家衛生・計画生育委員会直属の、北京でも有数の大型総合病院として知られている。（翻訳・編集/増田聡太郎）