日本企業はなぜ中国人留学生を好まなくなったのか―中国ネット

Record China    2015年2月14日(土) 7時36分

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8日、中国のインターネット上に、「日本企業はなぜこんなにも中国人留学生を好まないのか」と題する記事が掲載された。写真は中国の留学生募集。

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2015年2月8日、中国のインターネット上に、「日本企業はなぜこんなにも中国人留学生を好まないのか」と題する記事が掲載された。

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毎年4月になると、日本の学生に交じって多くの中国人留学生があちこちの企業に履歴書を送り、就職活動を始める。近年は、日本の大学生の就職率が下がり、外国人留学生が人気を集めているとも伝えられている。ところが昨年、日本企業の外国人留学生の採用に微妙な変化が現れた。それまで、日本企業から人気を集めていた中国人留学生が厳しい挑戦を強いられている。

毎年、中国人留学生を多く採用してきた大手企業は、インドやブラジルの留学生を採用し始めた。会社とうまくいかないことが多いため、中国人の採用を見送る企業もあるという。以前は賢く、真面目で、努力するとたたえられた中国人留学生が、日本企業に見下されるまでに凋落したのはなぜなのか。

まず、中国人留学生が以前ほど学業に励まなくなったために、卒業時に十分な能力を有していないことが挙げられる。海外留学が増える中、国内で良好な学習習慣を持たない学生が、日本のゆとり教育でさらにだめになる。アルバイトにふけって学業をおろそかにしているような人材は、日本企業は必要ないのだ。

次に、日本社会への適合度が足りないこと。中国人の考え方は現代化しているが、さまざまな要因から日本社会への接触が少なく、日本文化の理解度が足りない。日本の社会や文化を理解していないのに、日本企業に適合できるはずはない。

最後に、会社に対する忠誠心が足りない。多くの日本企業が中国人を雇ってから長い年月をかけ、さまざまな投資をして訓練を行うが、ようやく使い物になったときには会社を辞めていく。一部の中国人留学生は、日本で数年間の経験を積み、帰国してから発展しようと考えている。こうした人が多くなれば、日本企業の印象が悪くなるのは当然である。

以前の中国人留学生は異国の地で血のにじむような苦労をしてきた。新しい世代の中国人留学生の中にも、志を持って奮闘する人がいる。中国人留学生たちは彼らを手本とし、自らの素養を高めるべきだ。同時に、日本社会に積極的に溶け込み、日本に対する研究と理解も長期的な計画に基づくべきだ。遊び過ぎて本業をおろそかにしては、日本人に見下されてしまうのである。(翻訳・編集/北田

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