ドーピング違反の韓国競泳・朴泰桓、リオ五輪出場でもメダルは難しい―韓国メディア

Record China    2015年2月11日(水) 20時20分

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10日、ドーピング検査で陽性となった韓国競泳の朴泰桓(パク・テファン)について、国際水泳連盟がスイスで22日に聴聞会を行う。リオデジャネイロ五輪に出場できたとしても、メダル獲得は極めて難しくなるとみられている。写真は朴泰桓。

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2015年2月10日、韓国テレビ・SBSによると、ドーピング検査で陽性となった韓国男子競泳自由形・朴泰桓(パク・テファン)について、国際水泳連盟(FINA)は22日にスイスのローザンヌで聴聞会を行う。網易が伝えた。

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FINAは韓国警察当局による取り調べを大筋で信頼しているとされるが、条例によりこれまで禁止薬物に関わった選手は2年間の出場停止処分となっている。しかし、特別な事情があった場合であれば、処分は1年に短縮されることもあるという。

処分が2年間となった場合、2016年のリオデジャネイロ五輪には出場できなくなり、朴泰桓は引退を余儀なくされる。韓国警察の調書では、朴選手は故意に薬物を服用したわけではないとされるが、25歳の若い男性が更年期男性の服用する男性ホルモンを注射するのはやはり不可解で、医師も本人も禁止薬物とは知らなかったと主張しても、明らかに説得力に欠ける。

朴選手の処分期間は最短で18カ月、あるいは20カ月、2年になる可能性が高いという。朴選手側にとっては最短になることが望ましいが、20カ月の場合でも2016年5月2日まで一切の競技に出場できなくなり、リオデジャネイロ五輪まで3カ月しかなくなってしまう。また、韓国国内においては、大韓体育会は禁止薬物を服用した選手に対して3年間の出場停止処分を行っており、リオデジャネイロ五輪に仮に出場できたとしてもメダル獲得は極めて難しくなるとみられる。

なお、朴選手は2014年度最優秀選手賞も有力視されていたが、ドーピング検査の結果を鑑み、候補から外されたと報じられている。(翻訳・編集/岡田)

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