中国人がタイに移住したがる6つの理由―中国メディア

Record China    2015年2月12日(木) 16時48分

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9日、タイは地理的にも文化的にも中国に近く、中国からの移民の歴史も長い。中国人はなぜタイに移民したがるのだろうか。旅行・移民・留学情報サイトの「英派旅行網」は、中国人がタイに移住する6つの理由を挙げた。写真はチェンマイの寺院。

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2015年2月9日、タイは地理的にも文化的にも中国に近く、中国からの移民の歴史も長い。研究者はここ10年間に起こっている移民ブームを「第3次移民ブーム」と呼んでいる。では、中国人はなぜタイに移民したがるのだろうか。旅行・移民・留学情報サイトの「英派旅行網」は、中国人がタイに移住する6つの理由を挙げた。

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1、ライフスタイルと環境

新たなビジネスチャンスだけでなく、タイの雰囲気と環境を好む人が多い。中国の多くの都市と比較して、チェンマイは清潔で空気も良い。タイへの留学も比較的容易で、学費も欧米に比べればはるかに安い。生活コストも安く、就職先も多いため、若者の移民が多い。

2、生活コストが安く福祉が充実、老後をタイで過ごす

中国の大都市や西南地域の中産階級の人々にとって、チェンマイで老後を過ごすというのは悪くない選択だ。生活コストが中国の大部分の省都より安く、リタイアした欧米人が老後をタイで暮らすというトレンドがここ20年続いている。

3、ビジネスチャンスと多元的環境

周辺のカンボジア、ミャンマー、ラオスに比べ、タイは先進的でインフラも充実し、人々の気質も開放的で穏やかだ。バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケットのような大都市・観光都市に移民するケースが増えている。

4、コストパフォーマンスの高さ

大都市の中産階級は改善の兆しのない大気汚染や、先行きの不透明感に不安を抱いている。移民先として、東南アジアはベストの移民先ではないかもしれないが、なんといっても中国に近く、コストパフォーマンスの面で安全感のある選択だと言える。

5、産児制限がない

人口の少ないタイでは政府が出産を奨励している。ここでは子どもを4人、5人持つことも不思議なことではない。

6、自由に仏教修行ができる

仏教国のタイでは、僧侶に出会うことが多い。中国では仏門に入る人は少なく、いたとしても厳しく過酷な条件が求められる。中国で出家するということは、うつ病を患ったか、何か大きな傷を受けたとみなされてしまうが、タイではそうではない。タイ人は出家をストレスの緩和、気持ちの切り替えの方法の一つであると考えており、好きなときに出家・還俗することができ、白い目で見られることもない。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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