2015年2月10日、過激派組織「イスラム国」による人質殺害事件をめぐり、中国のネットユーザーが日本政府とヨルダン政府の対応に関する意見をネットに投稿したところ、多くのネットユーザーが反応を示した。

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「イスラム国」は先月から今月にかけ、人質として拘束していた日本人2人とヨルダン人パイロットを殺害したとする画像や動画を公開した。コメントの投稿主はヨルダン人の人質が殺害されたと知るやいなや「イスラム国」に対する空爆を開始したヨルダン政府について「良くやった」とする一方、「日本政府も早く何か行動を」とコメントしている。これについて、中国のネットユーザーから以下のような反応が寄せられている。

「中東は日本からあんなに遠いのに何ができる？」

「どうやって？自衛隊は海外で戦えないよ」

「日本がどうするか、まずは米国の意見を聞かなければいけないだろう」

「安倍晋三首相が米国の声に耳を傾ける？靖国神社参拝の例を見よ」

「日本人は冷たいから派兵しない。でも、派兵すると軍国主義の復活になる」

「日本政府が攻撃を決めても、日本国民がそれを認めないよ」

「集団的自衛権の行使にかかわる問題だ」

「日本は被害者のふりをしているだけ。軍事力行使が許されないから人質が殺害されたということをアピールしている」

「これは遊びではないのだから。日本の感情を逆なですべきではない」

「不謹慎だけど、もし中国人が人質になったら中国政府はどうするんだろう」

「まずはこれ以上国民が危険地域に行くことを食い止めなきゃ」

「いまの日本はまともだよ。暴走は良くない」

「世界が平和で、戦争や殺りくがなくなることを祈る」（翻訳・編集/野谷）