「イスラム国」、14歳少女含め1月に100人処刑=子どもを「人間爆弾」「人間の盾」「性奴隷」として利用する非道ぶり

Record China    2015年2月10日(火) 11時36分

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10日、中国や台湾のメディアによると、過激派組織「イスラム国」による残忍な行為で子どもが犠牲になる事例が続出している。資料写真。

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2015年2月10日、中国や台湾のメディアによると、過激派組織「イスラム国」による残忍な行為で子どもが犠牲になる事例が続出している。

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新華社はシリア人権団体やイラク当局統計を引用して、今年1月だけでシリアで少なくても50人、イラク国内で48人の約100人が公開処刑されたと伝えたが、このうちイラクで処刑された半数は「イスラム国」の名をかたって罪を犯したことが理由だった。犠牲者の中には14歳の少女もいたという。

また、国連こどもの人権委員会の報告では、「イスラム国」はイラク国内で18歳未満の男児を、自爆テロを行う「人間爆弾」として利用するケースが増えている。物資輸送時の「人間の盾」としても使われている。中には知的障害を持つ子どもの身体に爆弾を装着して襲撃に利用した事例も把握しているという。

台湾ETtodayは、イラク北部で、「イスラム国」に拉致され、性奴隷として人身売買された17歳の少女の声を伝えている。少女は市場である戦士の家に奴隷として売られたが逃走に成功。少女によると、既婚か未婚にかかわらず、たとえ9〜10歳でも「イスラム国」の男たちに繰り返し乱暴されたという。少女は国際社会の力を通じて、自由を奪われた人たちの解放を訴えている。(編集/KO)

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