米JPモルガン、中国商務相の息子をコネで採用の疑いで米当局が調査―米紙

Record China    2015年2月10日(火) 14時22分

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9日、米金融大手JPモルガン・チェースが、中国の高虎城商務相の息子を採用する際に便宜を図ったとして米当局から調査を受けていることが分かった。資料写真。

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2015年2月9日、米金融大手JPモルガン・チェースが、中国の高虎城(ガオ・フーチョン)商務相の息子を採用する際に便宜を図ったとして米当局から調査を受けていることが分かった。ロイター通信が6日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を引用する形で報じた。

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JPモルガン・チェースが中国の高虎城商務相の息子を採用するに当たり、便宜を図ったとして、米当局の調査を受けていることが分かった。ウォール・ストリート・ジャーナルが入手したJPモルガンの内部メールによると、JPモルガンは2007年に高氏の息子を採用する際、面接の結果などが悪く問題があることを認識していたにもかかわらず、採用したという。当時の同社幹部だったデーリー元商務長官が、高氏から同社に便宜を図ると約束されていたため、高氏の息子が採用されることは社内でも共通認識としてあったと伝えている。米当局は、同社が海外腐敗行為防止法(FCPA)に違反した疑いがあるとみて調査している。

この報道に、米国のネットユーザーからは「JPモルガンの心痛を察するよ。機密情報は会社のメールから漏えいするんだ」「中国共産党の息のかかった人物を採用するなんて、JPモルガンは常軌を逸している」「本当にそんな理由で調査されているのか?もしそうだとしたら、ウォール街の企業はすべて調査されるべきだ」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/蘆田)

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