拡大
8日、長江商報は「ベトナム製が中国の食卓を狙っているが、『中国の奇跡』を再現できるかどうかは不透明だ」とする記事を掲載した。写真はハノイ。
(1 / 4 枚)
2015年2月8日、長江商報は「ベトナム製が中国の食卓をねらているが、『中国の奇跡』を再現できるかどうかは不透明だ」とする記事を掲載した。
【その他の写真】
戦争を繰り返した隣国である中国人からみて、ベトナムはよく知っているようでよく分からない国だ。ベトナムはいまや世界第2位のコメ輸出国に成長した。経済成長の速度は増し、中国に次いで世界第2位。ベトナムは中国の食卓を狙いつつある。
米国メディアの報道によると、ベトナムは外国企業の製造業拠点となっており、あちこちに商機が転がっているという。中国の前駐ベトナム大使は「ベトナムは雇用面での障壁を解決すれば外資を引く付け、社会対立も解消されるだろう。一方、中国は賃金上昇が止まらず、企業コストも増える一方だ」と指摘。これに対し、広西チワン族自治区社会科学院の研究者は「ベトナムは人口が中国と比べようもないぐらい少ない。中国が抱えてきた製造拠点を引き継ぐのは難しい。『中国の奇跡』を再現できるかどうかは不透明だ」と語る。
ベトナムの人口の8割は農村に暮らしている。1970〜80年代はコメ輸入国だったが、05年には世界第2位のコメ輸出国に成長した。87年の農政改革の成果であり、中国の成功を受けたものでもある。ベトナムは一貫して中国の改革開放路線にならっているのだ。(翻訳・編集/大宮)
Record China
2014/10/17
Record China
2014/12/29
Record China
2015/1/28
Record China
2014/9/23
Record China
2014/9/18