日本人よ、血の債務をあがなえ!終戦から70年、いまだ消えぬ731部隊の傷跡―仏メディア

Record China    2015年2月9日(月) 1時29分

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6日、仏メディアRFAは記事「731部隊から救出されて70年、いまだ癒えぬ傷」を掲載した。父を殺されたという李鳳琴さんは「血債はあがなってもらう」と怒りをあらわにした。写真はハルビン市にある旧日本軍第731部隊罪証陳列館。

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2015年2月6日、仏メディアRFAは記事「731部隊から救出されて70年、いまだ癒えぬ傷」を掲載した。

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731部隊は旧日本軍の研究機関。生物兵器の開発や人体実験など数々のおぞましい行為を手がけていたことで知られている。部隊の拠点は史跡として残されているが、ナチスの強制収容所のようなおぞましさに満ちている。中国メディアの報道では少なくとも3000人が死亡したというが、日本は731部隊の暴行について正式に認めてはいない。

「血債(人民を殺害した罪)は必ずやあがなってもらう」と話すのが李鳳琴(リー・フォンチン)さん。父は1941年に行方不明となった。その行方を探し続けたが、50年以上も過ぎた後になって731部隊に殺害されたことが分かったという。「長年父を探し続けた、その苦しみは筆舌に尽くしがたいものです」「731部隊は木材工場に偽装されていました。捕まった中国人は“マルタ”と呼ばれ、まるで木材のように扱われたのです」と怒りを露わにした。終戦から70年、731部隊が残した傷跡はいまだ癒えていない。(翻訳・編集/増田聡太郎

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