2015年2月6日、台湾のアン・リー（李安）監督の最新作について、米メディアが主人公候補の俳優の顔ぶれを紹介している。聯合報が伝えた。

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「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」では、米アカデミー賞で自身2度目の監督賞を獲得したアン・リー監督。待望の最新作について、米小説「Billy Lynn’s Long Halftime Walk」の映画化が発表されたばかり。今年4月にもクランクイン予定で、キャスト選考が進んでいる。

米エンタメ情報サイト「Deadline．com」では、主演候補の俳優たちを紹介。「トランスフォーマー/ロストエイジ」で注目された米俳優ジャック・レイナー、話題作「キングスマン：ザ・シークレットサービス」に出演する英俳優タロン・エガートンらの名前が挙がっている。「金の卵」を発掘して起用するのが得意なアン・リーだけに、そのキャスティングが注目される。

「Billy Lynn’s Long Halftime Walk」はイラク戦争を扱った作品。テキサス出身の19歳の兵士ビリー・リンが、イラク戦争で九死に一生を得て仲間と共に生き残る。これがメディアに取り上げられ、一躍ヒーロー扱いに。凱旋ツアーに参加するなど、世間に持ち上げられる様子を風刺的に描くものとなる。 （翻訳・編集/Mathilda）