日本の南シナ海警戒活動、米国の歓迎姿勢は「日中を仲たがいさせるため」―ロシアメディア

Record China    2015年2月7日(土) 16時15分

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4日、ロシアメディア・スプートニクは、自衛隊の南シナ海での警戒活動を米国が歓迎していることについて、「米国は日本の警戒活動を歓迎することで日中の衝突をつくり、日本を守ることを口実に軍事的影響力を拡大しようとしている」と指摘した。資料写真。

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2015年2月4日、ロシアメディア・スプートニクは、自衛隊の南シナ海での警戒活動を米国が歓迎していることについて、「米国は日本の警戒活動を歓迎することで日中の衝突をつくり、日本を守ることを口実にアジア太平洋地区での軍事的影響力を拡大しようとしている」と指摘した。5日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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ロシア科学アカデミー米国カナダ研究所のパーヴェル・ゾロタリョフ副所長は、「米国はアジア太平洋地区での軍事力拡大においていい口実を見つけた。米国は発展し続ける中国の軍事力と経済力を警戒している。中国は同地区において米国の強大な実力と地位を脅かす存在となっているため、日本の南シナ海での警戒活動を歓迎していることは中国へのけん制であるのは疑いようもない。日中が衝突し、日本を守るためことを理由に同地区で力を増強しようとしているが、今年は抗日戦争勝利70周年という節目の年でもあるため、中国は日本の侵略の歴史に触れるなど強く反発するだろう」と述べた。

このほか報道では、「米国の軍艦が南シナ海に姿を見せることは米中関係を揺るがすこと。米中関係が悪化した際、米国は同地区の中国に向かう石油タンカーの航路を封鎖するなど軍事的圧力を中国にかける可能性もあると中国側は見ている。日米の軍艦がそろって南シナ海に現れることは、中国の立場を複雑化させる」と結んでいる。(翻訳・編集/内山

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