ヨルダン、イスラム国への報復として死刑囚2人への刑を執行「イスラム国は気にしていない」「死刑囚を殉教者として扱うだろう」―米国ネット

Record China    2015年2月5日(木) 7時56分

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4日、米ABCの報道によると、ヨルダン当局は、過激派組織「イスラム国」がヨルダン人パイロットを殺害したことへの報復として、サジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行したと報じた。

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2015年2月4日、米ABCの報道によると、ヨルダン当局は、過激派組織「イスラム国」がヨルダン人パイロットを殺害したことへの報復として、サジダ・リシャウィ死刑囚の死刑を執行したと報じた。

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ABCの報道によると、ヨルダン当局は、イスラム国への報復として、サジダ・リシャウィ死刑囚と、「イラク聖戦アルカイダ組織」のメンバーだったジャド・カルボリ死刑囚の死刑を執行した。イスラム国が3日、拘束していたヨルダン空軍パイロットのモアズ・カサスベ中尉を殺害したとする映像を公開したことを受け、ヨルダン政府は「数時間以内にリシャウィ死刑囚への死刑を執行する」としていた。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「残念なことだが、イスラム国を止めるには、彼らを殺害するしかない。イスラム国は21世紀のナチスだ」

「目には目を、ということだ」

「ヨルダン政府はよくやった。亡くなったパイロットとそのご家族にお悔やみ申し上げます」

「死刑を執行したことが、イスラム国を悩ますことにはならないと思う。死刑に処された者たちを輝かしい殉教者として扱うだろう。イスラム国は、さらにヨルダン人を拘束し、もっと残虐な方法で殺害するようになるかもしれない。彼らは死にたいと思っていて、殉教者になりたがっているんだ。死は彼らにとって何の意味も持っていないし、彼らの行動の抑止力にはならない」

「ヨルダンが今回行った報復によって、イスラム国やほかの組織にとっての新たな殉教者を作り出してしまった」

「ヨルダン人にとってテロリストたちは身近な存在だから、彼らとどのように関わるべきかを知っているのだろう」

「これが正しいことなのか分からないけれど、だからと言ってヨルダンの人々を責めることはできない」

「イスラム国は、死刑囚への刑が執行されるかどうかを気にしていないと思う」(翻訳・編集/蘆田)

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