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2007年8月、中国気象局によると、7月中の落雷による死者は141人に達し、近年最多の数になったという。
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2007年8月、中国気象局の宋連春(ソン・リエンチュン)災害予測予防課長は北京で行われた記者会見で、7月は中国各地で雷雨が発生し、落雷による死亡者数が141人と近年の落雷による月間死亡者数で最多になったと発表した。また特に江西省、安徽省、江蘇省などで被害が深刻だと述べた。
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今年の7月末までの落雷死者数累計は400人あまりになり、すでに去年の年間死亡者数を超えた。中国気象局の統計では、今年上半期の落雷事故は2500件あまり。専門家は、対流雲が多く発生したことに伴って落雷の災害が増え、その上地球全体の温暖化が進む中、西南の湿気が暖められて活発になり、雷や竜巻の発生を引き起こしたと指摘している。(翻訳・編集/YO)
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