沖縄県民、「日本離脱」の考え方に火が付く可能性―海外メディア

Record China    2015年2月3日(火) 22時10分

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2日、ロイターによると、米軍基地に不満を持つ沖縄県民が日本から離脱したいという考えが生まれる可能性があるという。写真は沖縄の米軍基地。

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2015年2月2日、ロイターによると、米軍基地に不満を持つ沖縄県民が日本から離脱したいという考えが生まれる可能性があるという。3日付で参考消息網が伝えた。

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昨年末、在日米軍基地の辺野古移設に反対する翁長雄志氏が沖縄県知事に就任した。近年、在日米軍基地に対する不満は高まる一方だが、この“勝利”は中央の政治家たちに無視された。安倍首相は名護市辺野古での基地新設を推進しており、これは沖縄が依然として日本の国防の前線に立っていることを意味する。

このほか、日本政府は沖縄県の振興予算も削減した。沖縄は日本で最も貧しい県の一つだ。元沖縄県知事の大田昌秀氏は「日本政府が我々の願いを無視してきたことは、沖縄県民と日本人とのわだかまり大きくした」と指摘する。同氏は「政府がこの問題で強硬な手段をとれば、『日本離脱』の考え方に本当に火が付くだろう」と語ったという。

多くの人は沖縄が王国時代に戻ることは現実的でないと考えているが、日本離脱の願いを引き起こしかねない県民の怒りは、安倍首相の大きな難題となるだろう。先日、警官と衝突したデモに参加していた44歳の主婦は、「政府にだまされることにうんざりしている。国民の願いが尊重されることはないと気付いた」と語ったという。(翻訳・編集/北田

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