中国サラリーマンの4割、「年末ボーナス次第で転職考える」―中国紙

Record China    2015年2月12日(木) 1時17分

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2日、中国の求人サイト最大手・智聯招聘がこのほど発表した年末ボーナスに関する調査によると、サラリーマンにとって、「年末ボーナス」の重要度は、「重要」と「非常に重要」の間のゾーンにあることが明らかになった。資料写真。

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2015年2月2日、中国の求人サイト最大手・智聯招聘がこのほど発表した年末ボーナスに関する調査によると、サラリーマンにとって、「年末ボーナス」の重要度は、「重要」と「非常に重要」の間のゾーンにあることが明らかになった。中国青年報が伝えた。

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サラリーマンを対象とした年末ボーナスに関する今回の調査では、有効アンケート1万151組を回収した。回答者のうち、「すでに年末ボーナスを受け取った」人はわずか15.8%、「春節(旧正月)明けに支給されることになっている」は23%、「ボーナスを受け取っていないし、出るかどうかは今のところ未定」の人は61.2%に達した。

年末ボーナスを受け取れるサラリーマンのうち、ボーナスの支給方式が「現金支給」の人は93.1%、「現物支給」は7.2%だった。後者のうち、「現物支給」の中身が気に入らないと答えた人は20%を占めた。ある人は、「火鍋の素、ベーコン一箱、材料、1箱のベーコン、エステ優待券、電磁調理器セット、経営者が絵柄を入れた餅、一等500万元(約9400万円)の双色球宝くじ、バルーン人形などなど、『不思議な年末ボーナス』しか出ない」と語った。

業界別では、エネルギー、鉱物、環境保護各業界のサラリーマンの年末ボーナス支給額は平均2万4000元(約45万円)、金融業および政府機関の支給額平均も2万元(約38万円)を超え、他の業界を上回った。不動産業・建築業の年末ボーナス支給額は平均1万2000元(約23万円)。年末ボーナスが最も低かった業界はサービス業で、平均約7000元(約13万円)だった。

このほか、国有企業の年末ボーナス平均支給額はかなり高く、約2万元(約38万円)。これに対し、民間企業の平均支給額はやや低く、1万元(約19万円)あまりだった。

年末ボーナスの支給状況は、転職のきっかけとなるのだろうか?調査によると、サラリーマンの4割が、「年末ボーナス次第で転職を考えるかもしれない」と答えた。このうち、「年末ボーナスは、転職の重要な決め手となる」と断言した人は18.6%を占めた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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