国際社会が日本との協力を表明=ISによる人質殺害で哀悼の意―独メディア

Record China    2015年2月2日(月) 10時8分

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1日、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)が日本人の人質2人を殺害し、日本と世界に衝撃が走った。安倍首相は「テロリストたちを決して許さない。日本がテロに屈することは決してない」と述べた。

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2015年2月1日、イスラム過激派組織「イスラム国」(IS)が日本人の人質2人を殺害し、日本と世界に衝撃が走った。安倍首相は「テロリストたちを決して許さない。日本がテロに屈することは決してない」と述べた。独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版が伝えた。

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ISが公開した映像には、オレンジ色の服を着た男性が、黒い覆面の男に首を斬られる様子が映っている。覆面の男は「今後も日本人を標的にする」と警告した。殺害された男性は後藤健二さんだとみられている。1週間前に公開された画像と音声によると、もう1人の人質である湯川瑶菜さんはすでに殺害されている。また、ISはヨルダンのパイロット、ムアス・カサスベ氏を拘束している。

人質の殺害は日本国内と世界に衝撃をもたらした。米国のオバマ大統領はテロリストの凶悪な行為を非難する」と述べ、後藤さんを、シリアの人々が受けている戦争の苦しみを世界に伝えようとした勇気ある人物だったと讃えた。

安倍首相はテロリストに対する非難声明とともに、被害者の家族に哀悼の意を示した。後藤さんの母親は1日、「言葉もみつかりません」と語った。

英国のキャメロン首相、フランスのオランド大統領、国連の潘事務総長も哀悼の意を示し、ともにテロと戦っていくと述べた。潘事務総長はISに対し、直ちにすべての人質を解放するよう訴えた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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