娘の日本土産に「本当に恐れ入る」と敬服する中国人=反日だったが「思わず褒めてしまった」―中国ネット

Record China    2015年1月31日(土) 17時44分

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28日、中国のインターネット上に「日本人の長所」と題するブログが掲載された。写真は日本の街。

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2015年1月28日、中国のインターネット上に「日本人の長所」と題するブログが掲載された。

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もし、「日本人に長所はあるか?」と聞かれら、答えは「イエス」だ。5年前、2人の娘が日本へ旅行に行き、私に土産を2つ買って来てくれた。1つは電動シェーバー、もう1つは大きい爪切りだった。日本の電動シェーバーは小さくて精巧で、丈夫で長持ちする。私が以前使っていたシェーバーは、動きはするが網刃の部分が壊れてしまった。

最も敬服すべき点は、日本人の仕事の細やかさだ。爪切りはお年寄り向けに刃が大きめに作られていた。また、年寄りに目が悪い人が多いことを考えて、片方の側面に小型のルーペが付いている。これなら、誤って指を切ってしまう心配はない。これは細かいことかもしれないが、常に新しいアイデアを生む日本人の思考がよく表れていると言えるだろう。そしてこれはすべて、使う人のニーズに合わせたものなのだ。

私は以前、日本人のある発明に関する文章を読んだことがある。傘の柄にある半円状の部分に外観や使用に影響を与えない程度の浅いくぼみを作ることで、傘を折りたたんだ時に買い物袋などを掛けることができるというものだ。滑り落ちることなく、負担を軽減してくれる。これだけでも、目を見張らざるを得ないが、いつも新しいアイデアを生み出す創造力には本当に恐れ入る。

実は、私の日本人に対する印象はひどいものだった。私は以前、ブログで「日本は希望のない民族だ」と書いたこともある。彼らはこれまで過去を反省せず、自らの悪行に対する罪悪感もないと感じたからだ。しかし、客観的に見れば、どんな民族であろうと、その長所は手本とすべきである。そうでなければ、民族的なニヒリズムから抜け出せなくなる。それは自分の力量をわきまえないことであり、結果的に損をするのは自分なのだ。作家の周作人氏は日本人の「生活の中で自然を愛し、質素を崇める」ところを称えていた。魯迅も日本人の真面目さを評価している。思わず日本人を褒めることになったが、これによって誤解が起きることはないだろう。(翻訳・編集/TK)

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