2015年1月30日、米ニュースサイトQuartzは記事「北京市の地下鉄：女性専用車両では痴漢被害は防げない」を掲載した。30日、環球網が伝えた。

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いかにして女性の痴漢被害を防ぐかはどこの国、どこの地域でも悩みのタネ。世界でもっとも混雑する地下鉄を擁する北京市も例外ではない。先日、北京市政治協商会議の委員が女性専用車両を設けて痴漢を防止するべきと提言した。ただし導入には多くの課題があり実現は難しい。

しかも女性専用車両は理想的な解決策とは言い難い。東京、メキシコ市、ニューデリー。女性専用車両を導入している3都市だが、今なお痴漢被害がもっとも深刻な都市でもある。米国の著名作家Jessica Valenti氏は痴漢防止の責任を女性に押し付けているという意味で女性専用車両には問題があるとして、必要なのは痴漢の厳罰化や社会が痴漢を容認しない厳しい態度を示すことだとコメントしている。（翻訳・編集/増田聡太郎）