中国映画がチャップマン・トーの「封印」発表、「民主派支持」でボイコット対象に―台湾メディア

Record China    2015年1月30日(金) 16時25分

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29日、今年公開の中国映画「不可思異」から、香港の俳優チャップマン・トーの出演シーンが全て削除され、別の俳優が起用されることになった。写真はチャップマン・トー。

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2014年1月29日、今年公開の中国映画「不可思異」から、香港の俳優チャップマン・トー(杜[シ文]澤)の出演シーンが全て削除され、別の俳優が起用されることになった。中国時報が伝えた。

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スン・チョウ(孫周)監督の最新作で、今夏公開予定の3Dコメディー映画「不可思異」は29日、プロデューサー名義で声明文を発表。香港の俳優チャップマン・トーについて、「さまざまな『原因』があり、世間の『憶測』を回避するため」として出演シーンの全削除を明らかにした。なお声明文によると、代役として中国から新たな俳優をすでに起用している。

映画「インファナル・アフェア」などで知られる演技派俳優チャップマン・トーは昨年、台湾の学生による立法院(国会)占拠騒動、香港の次期行政長官の選挙制度をめぐる民主派の抗議活動について、立て続けに支持を表明。ネット上で過激な発言を連発し、中国映画界から「封印」対象となった。友情出演した香港映画「人間小團圓」も昨年、中国でボイコット対象となり、興収は惨たんたる数字に終わっている。(翻訳・編集/Mathilda

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