ソウル日本大使館前の抗議者たち=慰安婦への謝罪と賠償を求め毎週開催「日本が改めるまで許さない」―米メディア

Record China    2015年1月30日(金) 11時35分

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29日、ボイス・オブ・アメリカは、毎週ソウルの日本大使館前で元慰安婦への謝罪と賠償を求めてデモを行う人々を紹介した。写真はソウルの日本大使館。

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2015年1月29日、ボイス・オブ・アメリカは、毎週ソウルの日本大使館前で元慰安婦への謝罪と賠償を求めてデモを行う人々を紹介した。以下はその内容。

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元慰安婦の生存者はすでに数少なくなっているが、大使館前のデモには多くの若者が集まっている。ある16歳の参加者は「日本人はわれわれに対し耐えられないほどの大きな罪を犯した」と語った。

第二次大戦中、アジア各地では20万を超える慰安婦がいたとされる。集会を主催する「韓国挺身隊問題対策協議会」の尹美香(ユン・ミヒャン)氏は「今までここで頑張ってきたのは、日本政府が罪を認めず、公式謝罪と被害者への法的補償を行っていないからです」と語る。

安倍首相が歴史問題で謝罪のトーンを下げると、慰安婦問題をめぐる議論はさらに大きくなった。安倍首相は靖国神社を参拝して近隣国を激怒させている。さらに、安倍首相が歴代政権の行ってきた慰安婦問題への謝罪について疑義を呈していることも、中国、韓国をはじめとするアジア諸国との関係を疎遠なものとしている。

安倍首相がエルサレムのホロコースト記念館を訪問したことについて、韓国は、安倍首相が世界に誠意を示したいのであれば、安倍首相は日本の過去の行いをこそ直視するべきであると批判した。安倍首相は、終戦70周年に当たる今年8月、1995年の村山談話を修正するとみられている。

日本大使館前では、最近他界した元慰安婦のために椅子が用意された。尹美香氏は「元慰安婦がすべて他界しても、民族の恨みを雲散霧消させることは新しい世代の抗議者たちが許さない」として、「私たちの活動の目的は、このような悲劇を再び繰り返さないようにすること」と語った。抗議者たちは、日本が改めるまでは決して忘れず、許すことはないと述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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