中韓が海洋境界線確定交渉を開始、蘇岩礁はどちらの帰属に?―韓国メディア

Record China    2015年1月30日(金) 15時31分

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29日、中国と韓国は領海の境界確定のための予備会議を開始した。双方の主張に食い違いがみられるため、実質的な成果を得ることは困難だとみられている。写真は蘇岩礁(韓国名・遠於島)の位置を示す地図。

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2015年1月28日、韓国・聯合ニュースによると、中国と韓国は29日から上海で領海の境界確定のための予備会議を開始した。双方の主張に食い違いがみられるため、実質的な成果を得ることは困難だとみられている。

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韓国が両国の海岸線から等距離にある中間線を境界とすることを主張しているのに対し、中国側は海岸線の長さに比例する境界線を主張している。

韓国外交通商部の国際法律局局長、中国外交部の国境・海洋事務局局長級の幹部が会議に出席している。双方は会議で、公式交渉の進展などをめぐって意見交換し、交渉の代表のレベルや今後の日程などについて話し合う。

中国外交部は2009年、周辺国家との陸地・海洋の境界線に関する問題に対し「辺界と海洋事務司」(国境・海洋事務局)を設置していた。韓国政府は、中国は南シナ海問題と東シナ海の尖閣問題を優先課題としていたため、韓国との境界線確定に消極的だったとの見方をしている。

今回の交渉を契機として、中国漁船による違法操業を含む中韓のEEZに関する問題が正式に解決へのステップに入ることとなる。昨年7月の中韓首脳会談では海洋境界線画定交渉の開始で合意していた。両国は1996年から2014年までほぼ毎年、14回にわたる交渉を行っていたが、進展はなかった。

黄海の境界線確定は蘇岩礁(韓国名・離於島(イオド))の帰属問題に触れることになる。韓国は準備作業を強化しており、総額9700億ウォンを投じた済州島の海軍基地は今年中に竣工し、20隻強の艦艇と15万トンの大型客船が停泊可能となる。基地の完成後は、韓国軍の蘇岩礁までの距離は94カイリ短縮し、所要時間が8時間にまで縮められることになる。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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