珠江デルタが世界最大の都市圏に=面積、人口で東京を上回る―世銀

Record China    2015年1月28日(水) 15時33分

拡大

27日、世界銀行のレポートは、広州、佛山、深セン、東莞からなる珠江デルタ地域は東京を超え、面積、人口ともに世界最大の都市圏となったと伝えた。写真は深セン。

(1 / 4 枚)

2015年1月27日、世界銀行のレポートは、広州、佛山、深セン、東莞からなる珠江デルタ地域は東京を超え、面積、人口ともに世界最大の都市圏となったと伝えた。参考消息が報じた。

その他の写真

2000年から2010年までに、東アジア地域では世界6位の人口大国に相当する約2億人が都市に移った。東アジアの都市面積は10年間で2.4%ずつ拡大し、2010年には13万4800平方キロメートルに達した。アジアの都市化は中国が先導する形で進んでおり、人口10万を超える都市869のうち、600が中国の都市で、東アジアの都市面積の3分の2を占めている。

東アジアには人口1000万人を超える都市(圏)が八つある。中国の珠江デルタ、上海、北京、日本の東京、大阪、インドネシアのジャカルタ、韓国のソウル、フィリピンのマニラだ。台湾も25大都市の1つに数えられている。珠江デルタ地域の人口は、アルゼンチン、オーストラリア、カナダを超える4200万人に達している。

報告書によると、東アジアの都市化は始まったばかりであり、農村地域の人口はいまだ総人口の64%を占めている。各国政府は人口が単一の都市圏に集中しすぎないよう、大、中、小都市のバランスのとれた発展に注意する必要あると述べ、発展段階に起こる貧富の差も解決が待たれる問題であると指摘している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携