2015年1月19日、中国紙・参考消息（電子版）によると、中国で高層ビルの建設ブームによって中国人民解放軍の空港施設運用の安全性が脅かされているとインド紙ザ・タイムズ・オブ・インディアが指摘している。

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中国では富豪が高層ビル建設に関わる事例が多いが、本来ならば建設が規制される軍事施設の周辺にもそれらは建設されている。中国軍の関係部門がまとめた統計では、半数を超える軍空港で運用に何らかの影響が生じているとされる。

ある軍関係者は、空軍基地の周辺で1000棟を超える高層ビルが規制の高さを超えて建てられていると指摘。約20カ所の基地が閉鎖に追い込まれ、事故も100件生じているという。さらに、軍事施設や最新装備、兵器の機密保持のため、想定外の支出を余儀なくされている。（翻訳・編集/岡田）