中国の2014年GDP成長率、24年間で最低の7.3%か=政府はテコ入れ策を続々打ち出す―仏メディア

Record China    2015年1月20日(火) 11時26分

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20日、中国が発表する2014年のGDP伸び率は過去24年間で最低となる7.3%となり、政府目標の7.5%を下回ると予想されている。写真は長江最大のコンテナ埠頭・龍潭港。

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2015年1月20日、中国が発表する2014年のGDP伸び率は過去24年間で最低となる7.3%となり、政府目標の7.5%を下回ると予想されている。RFI中国語版が伝えた。

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15人の経済学者からなる専門家グループがAFP通信に語ったところによると、中国の経済増長は減速したものの、暴落ではなく、第4四半期の成長率は7.3%となると予測した。

経済成長の二大エンジンである不動産と輸出が不振で、内需拡大も進まず、政府と個人の債務レベルが懸念され、デフレ圧力の高まりが明確になりつつある。長年にわたり続いてきた2桁の経済成長はもはや起こらず、政府は経済発展モデルの最適化とバランス取りを明言している。中国外交部の李保東(リー・バオドン)副大臣は先週、李克強(リー・カーチアン)首相がダボス会議に出席することを発表した際に、中国は経済成長の新しいモデルに移行し、経済構造の最適化とアップグレードに努めると述べた。

中国は、2015年の経済成長率目標を7%に設定すると予想されている。李首相は、7%は雇用と労働市場に影響を及ぼさないと発言していた。中国政府は経済成長の鈍化を食い止める一連の措置を打ち出している。中国中央銀行は11月、農家や小規模企業への最貸付の限度額を引き上げるなどの融資コスト引き下げ策を打ち出した。15年には再び預金準備率引き下げを行い、経済成長率の引き上げを優先させるとみられている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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