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オリンピックボランティアへの道は、筆記試験、面接試験に合格しなければ入れない“狭き門”。試されるのは英語、中国の歴史に関する知識など。五輪開催期間中に10万人を募集しているが、既に55万人を超える申し込み。
2007年7月28日、1600人にのぼる香港からのオリンピックボランティア希望者に対する選抜筆記試験が行なわれた。希望者のほとんどは中高生、大学生だが、中には有職者、定年を迎えたシニアの姿も見かけられた。
オリンピックボランティア希望者は、筆記試験と面接試験によって選抜される。28日に行なわれたのは、英語による筆記試験で、希望者の中国、香港、オリンピックに関する知識と英語の能力を見るもの。筆記試験の合格者は、今後予定されているグループ討論形式の面接試験を受ける。
筆記試験を受けたある希望者はインタビューに対し、試験は作文と選択問題で、設問は香港返還と中国の歴史に関するもので、それほど難しくなかった、と語った。
五輪委員会はオリンピック開催期間中に10万人のボランティアを募集しているが、これまでに国内外から55万人を超える申し込みがあった。香港からは馬術競技のボランティア1800人の要請に対し、1万2千人が申し込みをしている。オリンピックボランティアへの道は、「狭き門」と言えそうだ。(翻訳・編集/BA)
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