顔を隠す民族衣装、2月1日から公共の場で着用禁止に―新疆ウイグル自治区ウルムチ市

Record China    2015年1月19日(月) 23時30分

拡大

17日、中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で、公共の場での顔を隠すような民族衣装の着用を禁じる規定が採択された。2月1日から施行される。写真は警備が強化されているウルムチ。

(1 / 3 枚)

2015年1月17日、人民日報(電子版)によると、中国の新疆ウイグル自治区で開催された第12期全国人民代表大会常務委員会第13回会議において、ウルムチ市内の公共の場で顔を隠すような民族衣装の着用を禁じる規定が採択された。

その他の写真

この新規定は2月1日から施行され、公共の場では顔を隠す民族衣装のベール(ニカブやブルカ)が着用できなくなるほか、急進的な宗教思想をあおる服装、道具、ロゴ、意匠などの着用や使用も禁止される。公共の場とは政府機関や団体、事業所、企業、工場、公共交通機関と駅、乗り場、学校、病院、幼稚園、道路、宅地の公共スペース、娯楽施設のほか、人民政府の指定する場所とされている。

市民や法人、その他団体も含め、規定に違反する行為は公安機関への通報の対象となり、公共の場でこうした衣装を着用すると法により罰せられ、刑事上の責任を追及されることとなる。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携