米紙が日本の戦後謝罪と和解の難しさを考察「ドイツの首相はひざまずいて謝罪の意を表明」=米国のネットユーザーの反応は?

Record China    2015年1月17日(土) 21時20分

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16日、第二次世界大戦が終わってから70年となる今年、予定されている安倍晋三首相の談話について、米紙が謝罪と和解の難しさに関する記事を掲載し、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。

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2015年1月16日、第二次世界大戦が終わってから70年となる今年、予定されている安倍晋三首相の談話について、米紙が謝罪と和解の難しさに関する記事を掲載し、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

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ウォール・ストリート・ジャーナルは13日、今年予定されている安倍晋三首相の談話について、戦争に対する謝罪と悔恨の難しさに関する記事を掲載した。記事では、ドイツほどに深い悔恨の意思を表明した国はないと述べ、1970年にヴィリー・ブラント首相がポーランドの首都ワルシャワを訪れた際、ユダヤ人ゲットーの跡地にひざまずき謝罪したことにも言及している。ドイツは謝罪において深い反省を示し、二度と平和を脅かすことはしないと表明したことで、ヨーロッパの国々は安心し、ドイツと和解したと述べている。

日本の歴代の首相が繰り返し謝罪を行っているが、ドイツほどの深い悔恨の意思が伝わっておらず相手に受け入れられていないと指摘している。また、安倍首相が2013年に靖国神社を参拝したことで、中国と韓国からは、悔悟の念を持たない軍国主義者と見られていると伝えている。また、世界中のどこにおいても、本当の和解が実現することは難しいと指摘している。日本がドイツにならって悔恨の意思を十分に伝える謝罪を行ったとしても、中国と韓国は、ドイツを許したフランスのように謝罪を受け入れるだろうかと述べている。この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「謝罪は絶対に必要だ。その重要性や必要性、謝罪が持つ力を軽く見てはいけない。日本は明確な謝罪の意思を示すべきだ」

「東アジアは過去の罪を乗り越えて、より良い未来に向かうべきだ」

「中国はプロパガンダ社会だ。日本、台湾、米国について、ゆがめられた情報が伝えられている」

毛沢東は日本人が行った以上にたくさんの中国人を拷問し、殺し、餓死させた」

「関係している国々が全て満足できるような方法で解決してほしいと思う。日本、韓国、中国の関係がうまくいっていないのは残念なことだ。関係が改善されれば、いろんなことがもっとうまくいくはずだと思う」

「日本の謝罪が問題なのではない。日本の歴史教育での第二次世界大戦の教え方に問題がある。大幅に削除し、曖昧にした内容で教えられている」(翻訳・編集/Yasuda)

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