生活苦のトップランナー、再びメダル売却を発表！アスリート支援基金に寄贈へ―中国

2007年春、かつてのトップマラソンランナー・艾冬梅（アイ・ドンメイ）さんが生活苦から自身のメダルを売却すると発表、大きな話題となった。この時は、結局、さまざまな援助を受け、艾さんは自身の洋服店を経営、自立の道を歩むこととなった。

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艾さんはこのほど、再びメダルの売却を発表。今度は生活苦のためではなく、生活に苦しむ他のアスリートを救う基金に寄付するためだという。

「私が苦境に立たされている時、多くの人から暖かい援助を受けた。今度は私がお返しする番だ」と艾さんは言う。メダルをオークションで売却した収入は全額「五輪の星　保障基金」へと寄贈される。同基金は艾さんのように引退後の保障がないアスリートを援助するために今年4月中国赤十字基金会が創設した。艾さん自身も5000元（約8万円）の援助を受けたという。（翻訳・編集/KT）