性交渉によるエイズ感染、4割近くに急増!レジャー施設従業員に検査義務化へ―中国湖南省

Record China    2007年7月30日(月) 12時59分

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28日、湖南省政府は、公共レジャー施設の従業員に3か月に一度のエイズ検査を義務づける条例を検討中だ。写真は長沙市疾病コントロールセンターによるエイズ知識の普及活動。

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2007年7月28日、湖南省政府は、公共レジャー施設の従業員に3か月に一度のエイズ検査を義務づける条例を検討中だ。

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先に開催された湖南省政府エイズ予防委員会の席上で、同省衛生庁の陳小春(チェン・シャオチュン)副庁長・報道官は省内のエイズ感染状況について報告した。同省では今年6月30日までに4378人の感染が報告されており、中国の省市では8番目の多さとなる。ただし専門家は、報告は氷山の一部であり、省全体では2万から3万人の感染者がいると推定している。

また、ここ数年の傾向として、性交渉によるエイズ感染者の急増があげられる。2006年以前は全体の10〜15%が性交渉経由だったのに対し、2006年は30%にまで急増。2007年前期は38.7%とさらなる上昇傾向を見せているという。

急速に拡大するエイズ感染をストップさせるために、不特定多数との接触が起きやすい娯楽施設を対象として、検査の義務化という強硬手段を打ち出す構えだ。しかしプライバシーとの兼ね合いなど多くの問題を抱えており、実施に向けクリアすべき難関は少なくない。(翻訳・編集/KT)

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