「こいつらは人間じゃない!」韓国の保育士、児童を“ストレスのはけ口”に、「キムチ」を残しただけで殴り飛ばす―中国メディア

Record China    2015年1月16日(金) 10時57分

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16日、韓国のテレビ放送で公開された仁川にある幼稚園での虐待映像が、韓国で大きな注目を集めている。資料写真。

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2015年1月16日、環球時報(電子版)によると、韓国のテレビ放送で公開された仁川にある幼稚園での虐待映像が、韓国で大きな注目を集めている。

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韓国メディアが14日に放送した映像では、幼稚園の保育士は昼食のキムチを残した児童に暴行を加えていた。同保育士は児童の頭部を強くたたき、その衝撃で児童は床に倒れこんだ。児童は泣くことなく起き上がり、口から吐き出たものをすぐに片づけ、他の児童はおびえて教室の角に固まっていた。同保育士の虐待が明るみに出ると、自分の子供も虐待されたのではと心配した親が警察に通報する事態が起き、韓国の国会でも議員が法整備を整え虐待の根絶を訴えた。

韓国・ソウル経済によると、今回児童を虐待した保育士は常習犯で、3カ月前にもほかの幼稚園で3歳児を倉庫に3時間閉じ込めるなどの虐待が見つかり解雇されていた。仁川では2014年12月にも保育士が4歳児を縛り上げるなど幼稚園での虐待が続発している。

さらに、韓国・聯合ニュースは同事件について15日、仁川の関連部門が幼稚園に対し調査を行っており、16日にも保育士を正式に逮捕すると報じている。同事件を受け韓国の警察当局は全国規模で幼稚園への検査を展開している。

保育士の虐待行為について専門家は、「保育士が習慣的に児童をストレスはけ口にするのは、劣悪な保育環境が根本的な原因。多くの保育士の月給は120〜130万ウォン(約13〜14万円)と韓国では最低賃金に近い水準。さらに、勤務時間が12時間に達することも常で、長時間の勤務によりストレスがたまり、一部の保育士を違法行為に走らせているのだろう」と指摘する。

一方、韓国・東亜日報は、「児童がどんな間違いを犯しても、保育士は暴力を行使するべきではない。これは常識だ。学校でも体罰が禁止されているのだ、幼稚園はなおさらだ」と痛烈に批判した。

同ニュースは中国でも報道され、ネット上には「春に子供を韓国の幼稚園に入れる予定だが、心配。毎回このようなニュースを見るたびに心がひどく痛む」「まだ幼い子供に暴力を振るうなんて、こいつらは人間じゃない!」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/内山

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