2015年1月14日、米国のニュース専門放送局CNNはこのほど、特集を組み、「中国がその他の国より優れている10の事柄」について総括した。中国新聞網が伝えた。

【その他の写真】

1、豚肉

中国人は押しなべて、豚肉の美味しい食べ方を良く知っている。全米豚肉委員会の資料によると、野生の豚肉が食用として用いられた最古の記録は、紀元前4900年前の中国に遡る。豚肉は、中国社会の伝統と深い縁があり、漢字の「家」の一部には、「猪（豚）」の字の一部が用いられている。

2、屋内スポーツ

中国人はサッカーが得意ではないが、得意な運動種目は一体何だろう？ 卓球、バドミントン、飛び込みなど室内スポーツなら、中国のレベルは軒並み世界トップレベルだ。中国のアスリートは、オリンピックでも、これらの種目でいつも金メダル候補となる。

3、プラグマティズム

今日に至る中国の発展の大部分は、中国人が「結果を重視するプラグマティズム（実利主義）」であることに起因する。政策面についていえば、中国は、他のどの国家より、柔軟性に富んだ政策を講じてきた。

4、書道

中国の書画は芸術であり、瞑想の実践方法のひとつであり、学術面での追求対象でもある。今では、書画を投資の対象としている人も多い。2013年のサザビーズのオークションでは、蘇軾の名帖「功甫帖」が、820万ドル（約9億7000万円）という高値で落札された。

5、海賊版

中国人は「模倣」が大の得意であることから、多くの人は、製品の「海賊版」を手に入れることができる。これらの廉価な中国製「海賊版」は、ぜいたく品から家電製品まで、ありとあらゆるものが揃っている。

6、建設スピード

中国の中産階級が増えるにつれて、建築物の建築スピードも、「より速く」が求められるようになった。かつて、湖南省で、30階建ての高層ホテルが15日で完成した例がある。中国の優秀な点は、「価格が安く、品質が良い」ことにとどまらない。

7、お茶

中国は、世界で初めて茶葉を栽培し、お茶を味わい、茶文化を発達させてきた国だ。西洋の赤ワインと同様、中国各地で栽培されるお茶の品種は、産地、生産量、栽培方法の違いによって、それぞれが独自の特徴を備えている。

8、高原へのアクセス

中国は地形が複雑で、山地が多い。「世界の屋根」と呼ばれるエベレストは、中国とネパールの国境にある。中国の優れた点は、人々が効率よく高山に行くことができるところだ。中国には、世界で最も高い海抜を走る鉄道があり、世界で最高海抜の路線「青蔵鉄道（青海チベット鉄道）」があり、さらには、世界で最高海抜の空港となる四川省稲城アデン空港が建設されている。

9、餃子

中国の餃子は、多種多様の形をしている。その複雑さと多様性は、他の国には見られない。中国の餃子には、蒸し餃子、ピリッと辛い「龍抄手（ワンタン）」、肉汁がジューシーな「小籠包」、潮州風「魚餃子」などがある。餃子は、中国で新年を迎える際に必ずいただく食べ物のひとつであり、「一家団らん」「幸福祈願」などの意味が込められている。

10、オリンピック開会式

数年前のこととなったが、2008年北京オリンピック開幕式の盛況ぶりは、世界の人々の記憶にまだ新しい。チャン・イーモウ（張芸謀）監督は、中国文化に根差した芸術を、「新中国」として世界中に発信し、中国人の心の中に、「民族のプライド」を奮い立たせた。（提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤）