2015年1月10日、中国浙江省温州市で物乞いの男性が携帯電話販売店を訪れ、iPhone6プラス2台を現金払いで購入した。11日付で鳳凰網が伝えた。

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これを目撃したユーザーが、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に現場の写真を公開。そこには物乞いらしきボロボロの服をまとった長髪の若い男が、100元（約2000円）札を数えている姿が写っていた。その店の店員に確認したところ、物乞い姿の男は店に入るなり「画面の大きなスマホが欲しい」と話し、iPhone6プラスに目をつけたという。「これはとても高いですよ。1台6000元（約12万円）以上しますから」と店員が言うと、男は「じゃあ、2台買う」と言ってポケットから現金を出した。

この報道に中国のネットユーザーは強い関心を示している。以下は主なコメント。

「一生懸命に働いている日雇い労働者がこれを見たらなんと思うだろう」

「あんなにきれいな手をした物乞いがいるもんか！店のやらせに決まってる！」

「物乞いの方が俺たちより金持ち」

「俺の暮らしは物乞い以下だな」

「中国ってホントにすごいよな。物乞いでもこんなに金を持ってるんだから。ははは」（翻訳・編集/本郷）