有名ブランドの清涼飲料水、ニセモノが大量に流通=本物の空ビン再利用で消費者は判別不能―北京市

Record China    2015年1月13日(火) 15時59分

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12日、有名ブランドの炭酸飲料・北氷洋をかたった清涼飲料水を生産していた裏工場が、昨年末に北京市内で摘発された。

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2015年1月12日、新京報によると、有名ブランドの炭酸飲料・北氷洋をかたった清涼飲料水を生産していた裏工場が、昨年末に北京市内で摘発された。

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昨年12月30日、北京市食品薬品検査総隊、北京市経済犯罪偵査総隊、北京市石景山区食品薬品監査大隊、石景山区経済犯罪偵査大隊、北氷洋炭酸飲料水工場の関係者の総勢50数人が、石景区衙門口村の一角にあるニセ北氷洋の生産工場を捜索した。現場ではブドウ糖液96缶(1缶70キロ入り)、原料および添加剤1万300キロ、完成品3288本、本物の北氷洋の空きビン1万3512本、ビンのフタ約44万個が押収された。

この工場の従業員は13人。経営者が昨年10月に元家具工場だった場所を所有者から借りて、生産を開始。本物の北氷洋は1本2.5元(約50円)だが、この工場では半値の1本1.3元(約25円)で小規模な食堂や商店に販売していた。

ニセの北氷洋は本物と同じくオレンジ味。ビンは本物の空きビンを回収したものを再利用しており、ラベルもフタも本物そっくりなため消費者がこれを判別するのは難しい。だが、ニセの北氷洋の原材料は非常に不衛生な状態で管理されており、回収されたガラスのビンは水道水で簡単に洗っただけで消毒はされておらず、安全性に重大な問題があるという。(翻訳・編集/本郷)

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