中国の食糧を支える北の大地、穀物の作付面積が2．8％増―黒龍江省

2007年7月27日、黒龍江省統計局が発表した農業統計によると、今年、省内の農作物作付総面積が1174万haとなり、昨年より1．2％増えた。このうち穀物は1046万haで2．8％増、全国の穀物作付総面積の10分の1に相当する広さだ。

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同省農業委員会によると、今年は国からの農村支援策として食糧補助金23億元（約368億円）が3月末までに農家へ行き渡った上、省からの補助金も前年より15億元増の64億7000万元（約1035億円）となり、農家の積極的な生産に期待が寄せられている。

四大穀物の作付面積はトウモロコシ17．5％増、コメ13．1％増、小麦4．3％減、大豆10．3％減となった。春は少雨と低温で作付けには不利な気候条件だったが、それでも増産増収が期待できる見込みだという。（翻訳・編集/WF）