2015年1月9日、ジャッキー・チェンの息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）の大麻騒動が一応の終結を見たが、昨年は有名人の薬物逮捕が相次いだ年だった。国際在線が伝えた。

【その他の写真】

ジェイシー・チャンは昨年8月、大麻使用のため北京公安局に身柄を拘束された。翌月に逮捕され、先月22日には他人に薬物使用を教唆した罪で起訴された。北京市東城区の裁判所は9日、懲役6カ月と罰金2000元（約3万8000円）の実刑判決を言い渡している。

昨年、公安局の違法薬物の取り締まりが強化されたこともあり、有名人の身柄拘束や逮捕が相次いで発生した。3月には中国語版「SAY YES」などを歌って人気の男性歌手、李代沫（リー・ダイモー）がアンフェタミン使用により逮捕され、9カ月の実刑判決を受けた。

国際麻薬乱用撲滅デーにあたる6月26日の前日には、脚本家のニンツァイシェン（寧財神）、中国映画第6世代の張元（チャン・ユアン）監督ら有名人が一斉に身柄を拘束され、一般社会を驚かせた。

ジェイシー・チャンと共に注目されているのが、国民的俳優チャン・グオリー（張国立）の息子で俳優チャン・モー（張黙）だ。今年7月に大麻吸引の疑いで拘束され、9月に逮捕された。チャン・モーの薬物逮捕は12年に続き2回目。ジェイシーより重い刑罰が下るだろうと、裁判の行方が注目されている。(翻訳・編集/Mathilda)