異常な猛暑により古代より残る万年雪が完全に消失―新疆ウイグル自治区

Record China    2007年7月28日(土) 13時56分

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2007年7月、新疆ウイグル自治区を襲った猛暑は、有名な「木斯島氷山」の万年雪をほぼ消失させたことが明らかとなった。

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2007年7月、新疆ウイグル自治区を襲った猛暑は、有名な「木斯島氷山」の万年雪をほぼ消失させたことが明らかとなった。

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「木斯島(ムースーダオ)」はカザフスタン語で「氷山」を表し、カザフスタンとの国境・吉木乃県に位置する。最高海抜は3835m。第4紀氷河時代の氷河が現存する中国でもまれな氷山だ。

猛暑の平地から木斯島氷山を登れば、そこには白銀の世界が待ち受けており、その変わり様は「山中に四季が同居する」とうたわれた。今年春には、一部メディアは万年雪を利用して、一年中利用可能なスキー場の建設の噂を伝えていた。ところがそれからわずか3か月、今夏の猛暑は万年雪をほぼ消失させ、夢のスキー場建設計画も同様に霧散させたようだ。(翻訳・編集/KT)

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