韓国の製造業は終わりを告げるのか?世界一は1業種だけ、日本には水をあけられ、中国にも追いつかれる―韓国紙

Record China    2015年1月8日(木) 14時34分

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7日、世界各地で「メード・イン・コリア」のシェアが中国製品によって徐々に奪われており、韓国では国内製造業の落日を懸念する声が高まっている。

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2015年1月7日、韓国紙・中央日報によると、世界各地で「メード・イン・コリア」のシェアが中国製品によって徐々に奪われている。韓国では国内製造業の落日を懸念する声が高まっている。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国産業技術評価管理院の報告書によると、2013年を基準とした韓国の主要10業種で、中韓の技術格差は2年未満にまで縮まっている。生物分野では0.7年、移動通信分野でも0.9年にまで格差が縮まっているほか、輸出の主力産業である半導体や自動車でも1.5年未満、最も格差が大きい造船技術でも1.7年にまで迫っており、2年以内に主要産業のすべてにおいて中国が韓国に追いつくと予想されている。

韓国経済研究院の金昌培(キム・チャンベ)研究員は、国内消費が回復しない状況で、さらに輸出競争力が悪化すれば、低迷が長期化する恐れもあると指摘。技術格差の縮小をこのまま放置すれば、国内製造業が予想よりも早く危機的状況に陥る可能性もあると懸念を示している。

産業技術評価管理院が調査した142業種中、韓国が最も高い技術水準を維持できているのは「未来型船舶」だけで、米国(87業種)や日本(33業種)に大きく水をあけられている。(翻訳・編集/岡田)

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