女性の社会進出目立つ、鍵は中国大陸から来た低賃金のメイドさん―香港

2007年7月26日、香港特別区統計処は報告書『香港の女性と男性』（2007年版）を出版、過去20年間で香港の女性が目覚ましい社会進出を果たしたことが明らかとなった。

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1986年から2006年の20年間の間に男性の労働人口は14％増加した。それに対し、女性の労働人口は65％もの大幅な増加を示している。女性の社会進出は量の面だけに止まらない。中学校以上に進学した比率は男性が61％（1986年）から79．3％（2006年）へと増加したが、女性はそれを上回る50％から71．9％への増加となっている。学歴水準の向上は女性の地位向上につながった。現在、政府の高級官僚に占める女性の割合は10年前の1．5倍となっている。

香港女性の目覚ましい社会進出を後押ししたのは、なんと大陸から来た女性出稼ぎ労働者だった。低賃金で家事を担う彼女らの存在がなければ、香港の女性の社会進出は現在とは違った姿を見せていただろう。（翻訳・編集/KT）