韓国で輸入車のリコールが急増―韓国メディア

Record China    2015年1月7日(水) 22時16分

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6日、韓国交通安全公団は、韓国で2014年にリコールされた自動車が352車種、累計約75万5000台だったことを明らかにした。写真は2010年の北京国際モーターショー。

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2015年1月6日、韓国・聯合ニュースによると、韓国交通安全公団は同日、韓国で2014年にリコールされた自動車が352車種、累計約75万5000台だったことを明らかにした。環球網が伝えた。

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交通安全公団のデータによると、14年にリコールされた自動車は、352車種(前年比44%増)、約75万5000台(同37%減)で、このうち輸入車が327車種、累計約12万台を占めた。輸入車のリコールは、車種、台数共に前年の約2倍へと急増した。一方、韓国車に関しては25車種、累計約63万5000台で、車種、台数共に前年より減少した。

リコールの内容を具体的に見ると、韓国・双竜自動車が昨年12月、タイヤの不具合で4車種を対象に約11万台をリコール。ルノーサムスン自動車は、リフレクターシステムの欠陥が原因で小型セダン約2万4100台をリコールした。一方、輸入車では、ダイムラー社がライトの不具合が原因で「メルセデス・ベンツC200」8465台のリコールを実施するなどした。

こうした状況に関して、アナリストは「輸入車のリコールが大幅に増加した原因は、輸入車の販売台数が急増したことと併せて、米国など主要国家のリコールに対する管理・監督基準がより厳しくなったためだ」と分析する。

また、業界関係者は「頻繁なリコールは、消費者の購買意欲だけでなく、企業イメージにも悪影響を与える」とする一方で「リコールは消費者に対して車両の安全と品質の問題に対する企業の積極的なイメージを生む」とも語り、主要自動車メーカーが積極的にリコールを実施している理由を説明している。(翻訳・編集/HA)

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