韓流スターとサラリーマンの所得格差が年々拡大、不透明な納税額に疑問も―韓国

Record China    2015年1月6日(火) 16時48分

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4日、韓国国税庁が発表した「2014年国税統計年報」から、韓国で芸能人と一般サラリーマンの間で所得格差が年々拡大していることが明らかになった。写真は東京・新大久保の韓流グッズショップ。

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2015年1月4日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国税庁が同日発表した「2014年国税統計年報」から、歌手や俳優などを含めた韓流芸能人の2013年における平均年収は3956万ウォン(約430万円)だったことが明らかになった。環球時報(電子版)が伝えた。

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韓流芸能人の2013年の平均年収は2010年から24.3%も増えているが、一般サラリーマンの平均年収は2642万ウォン(約268万円)から3007万ウォン(約327万円)と16.3%しか増えておらず、収入格差は540万ウォン(約60万円)から949万ウォン(約103万円)にまで拡大している。

特に歌手の平均年収は、2010年は2697万ウォン(約293万円)でサラリーマンと大差なかったが、2013年には4674万ウォン(約507万円)にまで増加し、3年の間に72.2%も増加。日本や中国などアジア市場での活動が活発になったことが歌手の収入増加につながったとみられている。

その一方で、サラリーマンの年収は3年で16.3%しか増えていないにもかかわらず、納税額は20%近く増加しており、個人事業主と見なされる芸能人と、一般のサラリーマンとで税負担額に差が生じるなど、その不透明さを指摘する声もある。(翻訳・編集/岡田)

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