気が遠くなる順番待ちにも商機?病院の番号札を売る“並び屋”を一斉摘発―北京市

Record China    2007年7月27日(金) 12時37分

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26日早朝、北京市警察は市内の総合病院でダフ屋の一斉摘発を行い、12人を逮捕した。番号札を高値で売って荒稼ぎしていたという。どう見ても患者に見えない男たちが“並び屋”だった。

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2007年7月26日早朝、北京市警察は市内の総合病院でダフ屋の一斉摘発を行い、12人を逮捕した。病院でダフ屋とは、と首を傾げたくなるが、彼らが販売するのは診察の番号札。

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中国国内の大病院はいずれも医師不足と患者過多で、特に専門医の診察を受けようとすると何時間も、ひどい場合は何日も並ばなければならない。病院前は順番待ちの人で溢れ、寝泊りして待つケースもある。

そこに目をつけて横行しているのが組織的な「番号取り」。早朝4時に仲間総出で待合室に陣取り、人気のある医師の番号札を取り、患者に高値で売りつけていたという。今回捕まったグループはすでに一週間以上もここに滞在し、同様の手口で稼ぎ続けていたということだ。(翻訳・編集/WF)

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