「ブロークバック・マウンテン」原作者が後悔を語る、同性愛の純愛ストーリー否定―台湾

Record China    2015年1月4日(日) 23時20分

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3日、アン・リー監督の映画「ブロークバック・マウンテン」の原作者がインタビューで、小説を書いたことへの後悔を語った。

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2015年1月3日、アン・リー(李安)監督の映画「ブロークバック・マウンテン」の原作者がインタビューで、小説を書いたことへの後悔を語った。NOWnewsが伝えた。

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米アカデミー賞でアン・リーが監督賞を受賞した「ブロークバック・マウンテン」。2人の男性が長年にわたって引かれ合う姿を描くものだが、原作者のE・アニー・プルーが仏「Paris Review」誌のインタビューで、映画が世界的にヒットしてからの世間の騒がしさに不満を訴えた。

映画化されてから、特に同性愛者からの反響が大きく、物語の結末に不満を訴えたり、2人が幸せになる続編を書くよう求められたり、さまざまな要望が集中した。また、自身が同性愛者ではないため、「気持ちを理解していない」と罵倒されることも。さらに、映画のファンによって小説の続編が作られていることで、「物語の結末が本当はどうだったか、すでに誰も知らないような状況になっている」と語っている。

E・アニー・プルーによると、もともとは主人公2人の純愛ではなく、同性愛への偏見などを主軸に、主人公を取り巻く社会的環境や道徳観念を描いたものだった。「大勢の人が寄ってたかって、私の作品を勝手に変えている。不可解きわまりない状態だ」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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