誘拐されて中国で“花嫁”に、女性の立場の弱い国で被害、家族にだまされるケースも―仏メディア

配信日時:2014年6月27日(金) 20時34分
誘拐されて中国で“花嫁”に、女性の立場の弱い国で被害、家族にだまされるケースも―仏メディア
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25日、男女比バランスの崩れた中国に、周辺国から多くの女性が売られている。家族や親戚、恋人にだまされて売られるケースが多いという。資料写真。
2014年6月25日、AP通信によると、中国の周辺諸国から女性が“花嫁”として売られている。一人っ子政策によって男女比バランスの崩れた中国に、ベトナムや北朝鮮、ラオス、カンボジア、ミャンマーなど女性の社会的立場の弱い国々から多くの女性が連れ去られている。26日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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あるベトナム人女性は16歳のとき、兄に連れられて北部の都市のパーティーに行ったところ、中国人の花嫁として売られてしまった。1カ月ほど経ってようやく“夫”の家から逃げ出し、現地警察の協力のもとベトナムへ帰国できた。女性は「誘拐のことはうわさには聞いていたが、まさか自分がだまされるとは思わなかった。妹を売るなんて、兄はとても人とは思えない」と話す。

家族や親戚、恋人にだまされて中国へ売られる女性が後を絶たない。人権活動家によると、女性の誘拐は組織的に行われており、中国へ連れて行かれ強制的に結婚させられている。また、女性の中には性産業に従事させられるケースもあり、そうした女性は羞恥心から「無理やり結婚させられた」と話すこともあるという。

専門家は、誘拐が行われているのは貧困地区や辺境地区が中心のため政府の統計には表れにくいとし、問題の深刻さが過小に見られているのではないかと指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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