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25日、バンコク国際映画祭に出席した台湾のツァイ・ミンリャン監督が、次回作のロケ地に日本を選んだことを明らかにした。写真は ツァイ・ミンリャン監督。
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2014年10月25日、バンコク国際映画祭に出席した台湾のツァイ・ミンリャン(蔡明亮)監督が、次回作のロケ地に日本を選んだことを明らかにした。中国時報が伝えた。
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台湾映画界の巨匠で、昨年のベネチア国際映画祭で最新作「ピクニック」を最後に引退する意向を発表したツァイ・ミンリャン監督。25日、開催中のバンコク国際映画祭で、ショートフィルム「西遊」の上映会に出席した。
「西遊」は、これまで主演に起用し続けてきた監督の分身的な存在、俳優のリー・カンション(李康生)が托鉢僧に扮する作品。フランス・マルセイユを舞台に、托鉢僧がスローモーションで歩く姿をひたすら追っている。長回しの多い独特のカメラワークで知られるツァイ監督だが、「西遊」では冒頭シーンで、ある男性の顔だけを6分間も映し続ける。これについてツァイ監督は、「カメラが壊れたと思わないで!」と前置きし、観客を笑わせていた。
ツァイ監督が語ったところによると、「西遊」に続いて「歩く」映画を再び撮る予定。ロケ地は日本に決めているが、どの町にするかは未定。自分の表現したい内容に最もふさわしい町を選考中だと語っていた。(翻訳・編集/Mathilda)
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