中韓首脳会談、李大統領に小米スマホ贈った習主席「バックドア調べてみて」―台湾メディア

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2日、台湾メディア・自由時報は、中国の習近平国家主席が韓国の李在明大統領に小米のスマートフォンを贈った際「バックドアの有無を調べればいい」とのジョークを飛ばしたと報じた。写真は小米の15 Ultra。

2025年11月2日、台湾メディア・自由時報は、中韓首脳会談で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領に中国スマートフォン大手・小米(シャオミ)の製品を贈った際「バックドアの有無を調べればいい」とのジョークを飛ばしたと報じた。

記事は、韓国で1日に行われた中韓首脳会談に際して両首脳が互いに贈り物を交換したと伝え、李大統領は習主席の夫人である彭麗媛(パン・リーユエン)氏にLG生活健康の化粧品をプレゼントしたほか、白磁の茶器一式、カヤの木製の囲碁盤、らでん漆器の円形トレーなどを贈ったと紹介した。

また、習主席は返礼として小米のフラッグシップスマホ2台のほか、中国の伝統的な茶器や玉製の筆軸の毛筆、広東省肇慶市特産の端渓硯(たんけいけん)、徽墨(きぼく)といった「文房四宝」を贈ったと伝えた。

その上で、小米のスマホについて同行していた中国側関係者が「曲面ディスプレイは韓国製だ」と説明した際、李大統領は即座に「通信の安全は確保されているのか」と半ば冗談めかして問い掛けたと紹介。すると、通訳からその質問を聞いた習主席は、「バックドアがあるかどうか、チェックすればよい」とユーモアで応じ、この返しに李大統領が手をたたいて大笑いし、和やかなムードになったことを報じた。

記事は、中国製スマホ、特に小米製は海外で個人情報や利用状況を盗む「バックドアプログラム」が仕込まれているのではないかとの疑惑がたびたび持ち上がっていることに言及。李大統領のジョークはこうした国際的な懸念を背景にしたものであることを示唆した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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