米国で実験用アカゲザルが再び脱走、ウイルス保有の有無で意見分岐

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米ミシシッピ州の州道59号線でサルを輸送中のトラックが横転し、積載されていたサルが逃走しました。

AP通信など米国の複数メディアが伝えたところによると、米ミシシッピ州の州道59号線で10月28日、サルを輸送中のトラックが横転し、積載されていたサルが逃走しました。その後地元警察は、「逃走したサルのうち1匹を除き、すべて射殺された」と声明を発表し、サルが「攻撃的だ」と警告しました。しかし、トラックが積載していたサルの正確な数や、実際に射殺されたサルの数について、現時点ではわかっていません。

また報道によると、トラックが輸送していたサルは、アカゲザルとのことです。アカゲザルは通常体重が16ポンド(約7.7キロ)で、世界的に医学研究で最も広く使用されている実験動物の一種です。これらのサルはもともとルイジアナ州ニューオーリンズにあるトゥーレン大学国立バイオメディカル研究センターで飼育されていたもので、同センターは研究機関に研究用の霊長類をしばしば提供しています。これらのサルを輸送していた責任者や目的地は明らかになっていません。

地元警察はさらに、これらのサルが「ヘルペスを含む疾病」にかかっていると発表しましたが、トゥーレン大学の関係者は「伝染性はない」とこれを否定し、現地の法執行部門と協力していると述べました。ミシシッピ州野生生物・漁業部門の職員も、すでに現場に向かったとのことです。(提供/CRI

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