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中国の月探査機「嫦娥7号」は来年打ち上げ予定とのことです。月の南極に赴き、月面環境探査や水・氷探査など一連の科学研究ミッションを展開する計画です。
中国の月探査プロジェクトの最新情報によると、中国の月探査機「嫦娥7号」は来年打ち上げ予定とのことです。嫦娥7号は月の南極に赴き、月面環境探査や水・氷探査など一連の科学研究ミッションを展開する計画です。
嫦娥7号に関連するミッションは目下順調に進んでおり、多国間共同月探査の枠組みが形成されています。タイ国立天文研究所はこのほど、中国と協力する嫦娥7号のペイロードである月粒子モニターを提出したと発表しました。これまでにエジプト、バーレーン、イタリア、ロシア、スイス、タイ、国際月面天文台協会(ILOA)の6カ国・1機関による国際ペイロード6台が嫦娥7号に提出され搭載されており、うち1台はエジプトとバーレーンが協力して提出したものです。
嫦娥7号ミッションの唐玉華副総設計士によると、嫦娥7号は月の南極の月面環境や土壌、水、氷、揮発物などを探査し、月の形や成分、構造に対する高精度な探査と研究を展開するとのことです。
また、中国月探査プロジェクトの呉偉仁総設計士は、嫦娥7号ミッションの一つには、月面クレーター内で水を探すことを挙げています。水の存在が確認されれば、人類が長期にわたり月で暮らすことは可能になり、月面基地の建設に重要な基礎が築かれるということです。
計画によると、嫦娥8号は2028年前後に打ち上げられ、同様に月の南極に到着し、2030年ごろに予定されている有人月面着陸に向けた道筋を付ける予定とのことです。(提供/CRI)
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