拡大
27日、仏RFIは、中国企業がAIチップの生産量を拡大する計画を立てていると報じた。
2025年8月27日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは、中国企業が人工知能(AI)チップの生産量を拡大する計画を立てていると報じた。
記事は、英フィナンシャル・タイムズ紙の27日付報道を引用。華為技術(ファーウェイ)が今年末までにAIチップ専用工場を1棟稼働させ、2026年にはさらに2棟の同様の生産ラインを稼働させる計画だと伝えた。
その上で、これら3つの新工場の合計生産能力は、中国最大のチップメーカーである中芯国際(SMIC)の既存生産ラインの水準を上回ることが見込まれると紹介するとともに、ファーウェイ自身が自社工場の建設には否定的な姿勢を示しており、新工場は主にファーウェイの生産を支援するものの、その帰属先については不透明だと伝えている。
また、SMICも26年に7ナノメートルチップの生産能力を倍増させる計画であり、ファーウェイはその最大の顧客になっているとも紹介した。
記事は、米半導体大手エヌビディア(NVIDIA)が中国市場向けに提供している「H20」チップの安全性に懸念を抱く中国政府が、国産AIチップの研究開発を加速させており、多くの中国企業がH20に対抗可能なプロセッサーの開発に力を注いでいると指摘。昨年11月には「ファーウェイが今年1〜3月に最先端AIチップの量産を開始する計画」とも報じられていたことを挙げ、今回のファーウェイの動きも一連の戦略の一環との見方を示している。(編集・翻訳/川尻)
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