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「中国最大の重量貨物積載鉄道」と呼ばれる大秦鉄道の累計貨物輸送量が90億トンを突破しました。
中国北部の山西省大同市にある湖東駅で8月21日午前9時50分、発電用の石炭2万トンを満載した貨物列車が出発しました。これにより、「中国最大の重量貨物積載鉄道」と呼ばれる大秦鉄道の累計貨物輸送量が90億トンを突破しました。
大秦鉄道は山西省大同市を西の起点、河北省秦皇島市を東の終点とする全長653キロで、国内各地の主要電力網、発電グループ、300以上の主要発電所と6000以上の鉱工業企業の生産用石炭の輸送を担い、輸送量は全国鉄道石炭輸送総量の5分の1を占めています。利用地域は全国26の省・直轄市・自治区に及び、中国西部の石炭を東部に輸送する重要な通路です。
大秦鉄道は1992年12月21日に全線が開通して以来、年間輸送量は中国の経済社会の発展ニーズに合わせ持続的に増加してきました。開通から30年余りを経て、同鉄道にはますます多くのデジタル化、インテリジェント化生産システムが導入され、輸送の安全と効率が絶えず向上しています。レールは第5世代に更新され、けん引動力は国産の高出力電気機関車にアップグレードされ、動態検査と車両運行状態の追跡モニタリングも実現しています。また、デジタル化された車両検査・メンテナンスが採用され、点検効率が20%向上しました。同時に、石炭輸送中に発生する環境汚染を減らすため、同鉄道には178の粉じん抑制ステーションが設置され、毎年約4000トンの防じん剤が散布されています。(提供/CRI)
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