米中関税休戦、中国7月レアアース磁石輸出は半年ぶり高水準―仏メディア

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仏RFIの中国語版サイトは20日、「米中関税休戦、中国の7月のレアアース磁石輸出は半年ぶり高水準」とする記事を掲載した。

仏RFIの中国語版サイトは20日、「米中関税休戦、中国の7月のレアアース磁石輸出は半年ぶり高水準」とする記事を掲載した。

ロイター通信の報道として伝えたところによると、レアアース磁石は電気自動車(EV)の製造に欠かせない重要鉱物で、中国税関総署が20日公表したデータによると、世界最大のレアアース磁石供給国である中国の7月の輸出量は前月比約75%増の5577トンと1月以来の月間最高を記録した。前年同月比では5.7%増だった。

中国は4月、米国の関税への報復措置として7種類のレアアースと磁石の輸出を規制した。中国の4月と5月のレアアース磁石の輸出量は、輸出許可を取得するための承認プロセスに時間がかかったことや、世界的なサプライチェーンに混乱が生じたこと、中国以外の一部の自動車メーカーがレアアース不足により生産の一部停止を余儀なくされたことなどにより急減していた。輸出の回復は、中国が米国や欧州との一連の協議で輸出規制を緩和することで合意したことによるもの。

7月の輸出先は、ドイツが前月比46%増の1116トンで引き続き首位。米国が同75.5%増の619トンで続いた。

1〜7月累計のレアアース磁石輸出量は2万7897トンで、前年同期比の減少率は1〜6月の18.9%から15%に縮小した。(翻訳・編集/柳川))

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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